ハービスエント7F四季劇場でミュージカル「オペラ座の怪人」を観てまいりました。
この作品を観るのはこれで4回目なのですが、何度観ても見飽きると言うことが
ありません。一流の原作、歌、ダンス。日常を忘れて感動に浸りました。
最後のカーテンコールではスタンディングオーベーションで私も手のひらがジンジンくる
くらい拍手したのですが、お芝居はこのカーテンコールで役者さんたちの「ほんの少し
疲れがのぞいている笑顔」を見せてもらった時に更に感動が高まるような気がいたします。
(余談ですが、私の好きな文楽なんかでも最後にカーテンコールがあったら面白いだろう
なあと勝手に思っています。「曽根崎心中」なんかだとお初徳兵衛の心中シーンでオワリ
なのですが、劇が終わってから人形遣いと人形が笑顔で舞台に出てきたら、心中の
後味悪さ(?)や悪役で出た人形の小憎たらしさ(こにくたらしさ)もぶっとび、爽やかな
観劇感に浸ることが出来るように思えるし目先も変わって面白いと思います。伝統
芸術である文楽も時代の要請や関係者の工夫等で年々いろいろと新しい試みが
成されているようですし、是非ご一考をお願いしたいところです。)
近年は気持ちもざわざわしていて「舞台モノ」にすっかり遠ざかっていたのでぼちぼち
また頑張って観に行こうと思います。で、余韻を楽しもうと
四季のHPを見ると11月までの
ロングランなので早速5回目のチケットを予約しました。
今回もすっかりファントムに感情移入してしまいました。ご覧になった方はおわかりかと
思いますが、人間の心理って本当に複雑だなあと思います。モテ女のクリスチーナの
見せ場が多く何と言っても華があるので、一見彼女が主役のように思えますが、 やはり
タイトルの如く主人公はあくまでも「怪人(ファントム)」なのですね。今回それをつくづく
実感しました。
*下記は前回観た時に友人に出したメールからの抜粋です。
初回は ど厚かましくヒロインに感情移入しましたが、2回目からは完全に怪人に感情移入して
観ていました。○○さんも観られたそうですが、最後にクリスチーナが怪人のところにちょっとだけ
戻ってくるシーンがあるでしょう?あの時てっきり恋人のラウルをふって自分(あ、怪人ね)のところに
帰ってきてくれたと思ったんです。なのに結局ラウルと行ってしまって、自分は失意の底でもがき
苦しんでるのに、クリスチーナはあてつけがましく男前のラウルと機嫌良くデュエットなんかして湖を
渡って去ってしまうじゃないですか。あれはヒドすぎると思いました。愛情に応えられなくて心苦しいと
思てるんなら、楽しそうに彼氏と歌なんか歌わんと 「いやぁ・・すまんですのぅ・・・」って感じで
日本手ぬぐいで頬っかむりして背中を丸めながらすり足でこそこそと去って行って欲しかったんです。
一瞬ぬか喜びした分よけいに辛かったやんか〜(ってやっぱり完全に怪人の心境になってるやんっ)
お馴染みのポスター |